今を生きる

スペインはバレンシアからきままに 日記を書いていきます。 今を常に念頭におき、 見性を体験することを大目標にします。

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少林窟道場参禅記(参禅2日目)4

                      11月15日(月曜日)

翌朝、あたりはまだ真っ暗な中に目覚ましで目が覚めました。私は、枕が

変わると眠れないのですが、意外にも初めての少林窟で通しで眠ることが

できたのにはびっくりでした。洗面をすませ、お布団を畳んで、袴着て、

準備を整えました。禅堂の寒さ対策に、作務衣の下には、たくさん着込

んで、ウールのマフラー、手袋も持参してホッカイロを腰につけました。


早朝の5時過ぎです。流石に冷え込んでいます。吐く息も白いです。空を

見上げると薄雲のかかった月が見えました。お気に入りの瀬戸内海の海

も真っ暗でした。


電気をつけて、禅堂までの坂道を一人、恐る恐る降りていきました。


禅堂の中は、案の定、冷え込んでいます。収納されている厚手の毛布を取

り出しました。毛布は湿気と寒気で重みを増していました。


しょうそう様にご挨拶をして、早朝の坐禅が無事に終わりますことをお願

いしました。


坐る姿勢を決め、一息、一捻りをし始めました。しかし、低血圧の私の体

温はかなり低く、毛布をかけてもいっこうに暖かくはなりません。普段

は、腹式呼吸で次第に気温が高くなっていくのですが、それもダメです。

そんな中、ものすごい眠気がやってきました。

まだ起きて間もないというのに、、、


地獄の始まりです。昨日の感動もすっかり覚めてしまっていました。

今日これから、8時間ほどここ禅堂にて坐らないといけないのに、今この

ような状況で、一体どうしたらいいんだという不安がドーンと押し寄せて

きました。


「老師は、眠かったら寝てもいいとおっしゃったけど、、、、、」

「とはいえ、一日目から寝てなんかいられない、、、」


まあ、しかし、朝の苦手な自分には予測していたこと、とにかく陽がさし

てくれば大丈夫とまずは、7時くらいまでをめどにすることにしました。


早速、経行をやることにしました。ゆっくり足の裏に意識をおいて、歩き

ました。そして、また坐る、経行と、何度も繰り返してやっていきした。


そんななか、しだいにあたりが明るくなってきていました。

どうにか魔の時間が過ぎてくれました。

この時ほど、時間が過ぎるのが遅いと感じた時はありませんでした。


台所にいって、お湯をわかし、持参してきた生姜湯を飲みました。冷たい

こちこちの私の体を熱々の生姜湯が見事に蘇らせてくれました。


健康上から朝食はありませんと言われておりましたので、軽い体操をし

て、また昼食まで坐禅を続けました。


今度は、体温も上がって、眠気も収まりましたが、、、、


一息吐く分にはすんなりとゆっくりはっきり伸ばせますが、吸う時になる

と鼻がつまって、苦しくなってきます。そこでリズムが狂ってきます。

リズムが狂うとせっかく雑念がきれていたところにいらいらの自我が登場

します。やっと雑念の切れ間が出来た時なのにという無念さで一杯になり

ます。これは日頃の坐禅の時からの自分が抱えていた問題でもありまし

た。何だか時間だけがむなしく過ぎていきました。


木版のかん高い音がなりました。

私はこの音が好きです。坐禅から開放されるからです。

昼食の時間でした。


今日のメニューは、少林窟オリジナルつけうどんでした。薬味は、たっぷ

りの小ネギ、すり黒ごま、煮干粉、とろろ昆布に、唐辛子でした。健康オ

タクには嬉しいものばっかりです。そして、何よりもこのつけうどんをお

いしく食べれる秘密が、忠海醤油でした。このお醤油は、忠海生産、そし

て忠海でしか販売していないものです。私は、たいそうこのお醤油が気に

いってしまいました。


お箸でお鍋にあるうどんを自分のつけ汁用の器に入れていきます。そし

て、老師と秀蓮さんは、少林窟道場内に響き渡らんばかりのズズ~という

豪快な音をたてて、口に麺を入れていきました。私は、びっくりしたとい

うかその潔い食べ方におもしろおかしく楽しくなってきました。


老師がおっしゃいました。

「西欧では、音をたてませんか?禅では、大体は静かに食べるのが普通で

すが、麺類だけは、このように音をたてて食べるのです。」


そして、また豪快な音がズズ~。私も真似をしてみようと試みてみました

が、鈍いツツッという音止まりでした。



食事も終わり、老師の法話が始まりました。

今日は、「吸って吐いて捻る」というお話でした。


  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「こうして息を吸って、吐いて、腰を捻ればいい。」と言われて

肝に銘じて分かっても、いざ禅堂に入ったらころっと忘れて何をやってい

いかわからなくなる。

ここなのよ!分かってやるのではなくて、

何も分からないままやっていなさい!

吸うて吐いて捻る。分からなくていいんだと思って、事実の呼吸をして

は、事実、腰を捻って、これにあけくれていればいい。

普通に呼吸すればいいのに、呼吸をわざわざするから。


何も聞かされなかったら自然体の呼吸がそこにがあったんだけど、呼吸と

いうのを知ってしようとすると頭の中でリズムが崩れてしまう。

こんなことはわからんでもいいと思って、素直に吸って吐いていればいい

んだと。呼吸をどうにかしようとするからそういうことになる。

呼吸はどうでもいいからと、何でもいいんだと思ってやればいい。

短かろうが長かろうが、何でもいいからと思ってやればいい。


初めは皆そうだから。

それを一生懸命やっているあいだに自然の呼吸にまた戻ってくる。

そのころになるとようやく落ち着いてくる。


とにかく真剣にやらないと頭のばらばら現象がまとまっていかない。

我々の精神性というのは無限の働きをするでしょ!

たくさんのデータが経験上あるのと、そこに喜怒哀楽の感情が入ってく

る。そして 過去現在未来という時間感が入ってくる。 損得が入ってく

る。好き嫌いが入ってくるでしょ!それでいっつもこんなになっているか

ら~(頭がぐちゃぐちゃ状態)。これを整理するんですよ!

そのためにたったひとつに全ての精神性も集中力も意思も知性も皆、

たった一つに注ぎこむ。


影のほうで見えない形で、もつれあっている癖がだんだんと取れていく。

考え出したり、何とか解決しようと知性を出したりすると全てを引っ張り

出してくるから、逆に知性を使わないようにして。

ということは、分からないままで実際に呼吸をしていればいい。


動物的に生物的に生理的に呼吸していればいい、それに真剣になるという

こと。もっと乱暴ないいかたをすると、がむしゃらにやっていればいい。

単純なことをできるだけ単純にやっていればいい。

観念も概念も気持ちも全て放り出してしまえばいい。ただ、素直、無我。



まだまだ地獄の三丁目くらいだから明日くらいからピークになって青い顔

してくるから。と、どうしていいかわからなくなってくるから、どうして

いいかわからなくなってもわわかるわからないではない。

その時はただ素直にやっていればいい。これに徹底しなさい。腰を捻るこ

とを忘れるとそこから抜けられないから腰だけは捻りなさい。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



まさしく今朝の私の地獄は全て老師にはお見通しだったようでした。


                              .....続く

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プロフィール

valenciana

Author:valenciana
スペインはバレンシアに
住んでいます。

インターネットのお陰で
禅の世界に導かれました。

「縁と無常」

あるがまま
ただ生かされていることに感謝する毎日です!


”幼少の頃は夢中で遊んでいました”
いつしかそれがかすんできました。

またあの頃の
感覚を思い出すことが多くなりました。

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