今を生きる

スペインはバレンシアからきままに 日記を書いていきます。 今を常に念頭におき、 見性を体験することを大目標にします。

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少林窟道場参禅2回目(1)


             2012年1月5日から1月11日まで


坐禅を初めて、3年目になりますが、一昨年10月少林窟を訪れてからというものの私の禅への気持ちはどんどんと強くなっていくばかりです。

再び、参禅の機会を伺っておりました。年末、年始で日本に帰省することを決め、即座に少林窟道場に参禅お願いのメールをしました。

1月5日から11日までとお許しをいただきました。しかし、1月と大変寒い時期、昨年10月の小春日和に恵まれた時でさえ、禅堂の朝は、私には地獄でしたので、防寒が最大のテーマでした。

いろいろネットで防寒対策を考慮しておりましたが、今回は、電気ひざ掛けを持参させていただく許可をいただきました。しかし、このひざ掛け、すごく薄くて、携帯には便利ですが、果たしてあの禅堂で保温してくれるものかとても疑問でした。

このひざ掛けにもう1点、あったかふわふわひざ掛けを見つけましたので、それもバッグに入れて、膨らんだ大きなスポーツバックを持って行くことになりました。


三原駅から呉線に乗り換えるとがらっと景色も電車も人の様子も変わります。すっかりまったりゆったりモードですが、そんな景色とは裏腹に
第2回目とはいえどんどんドキドキと胸が高鳴るのを感じてきました。

とはいえ、大好きな瀬戸内海を眺めているとそんな緊張感もすっかり癒されてしまいます。

1回目より、2回目のほうに注意を置こうと意識しておりました。自我の癖で慣れっこになってはいけないとわかっていても無意識のうちにどんどん端折ってしまい、元来めんどくさがりやな自分が出て、修行の妨げになるからです。かなり注意を払っているにもかかわらずやはり一度経験したことが、かえって邪魔をするものです。

参禅のお願いをする際にも「厳しくご指導」をしていただけるよう、
一文追記でお願いしました。

前回もそうでしたが、今回も家族には広島での坐禅修行1週間は連絡が取れないと伝え、強い決意でやってきました。これは、家族の身に何かあったら大変ですが、しかし外から自分を完全にシャットアウトし、坐禅だけに専念できるのでこれだけでも頭の収まりが全然違います。

タクシーを降り、大きな荷物を持って玄関前で喝を入れるために、鐘を鳴らしました。すると、ご老師のあの懐かしいお声がしました。

すぐに相見の間でご老師とのご対面です。

遠方よりわざわざやってきた私に対してねぎらいのお言葉がありました。
1年とちょっとぶりでしたし、2011年はそれはいろんなことがあった年でしたが、そんなことを感じさせることも何もなく、ただあるのは今その時だけでした。

お茶をいただき、ご挨拶だけしてすぐに宿坊で作務衣と袴に着替え、禅堂に向かいました。


禅堂では、お二方の男性が坐禅をしておりました。


着いたのが4時頃でしたので、夕食時まで1時間くらいありましたので、
少し禅堂で坐って、頭の中の雑念を沈めるよう心掛けました。

前回にご老師から注意を受けておりました食事支度のお手伝いを、させていただこうと構えておりました。

夕食が5時半過ぎからなので、半時間前に食堂で何かお手伝いすることがあるかと台所に行きました。


秀蓮さんと古参の方お二人で準備をしておりました。

たくわんを薄く切るようにご指示がありました。周りの雰囲気に合わせて私もなんとなくたくわんを手早く薄く切ったつもりでした。しかし、後から気ついたんですが、包丁が下までしっかりいってなかった部分もあり、
たくあんが2,3切りくっついておりました。


まあ、私らしいといえばそうですが、なんともお恥ずかしい限りでした。

古参の方2名と私たち3名とご老師に秀蓮さんの合計7名での夕食でした。

1月の寒い食堂、板の間に座布団だけで暖房がありません。
寒いわけですが、緊張感であまり寒いと感じることもありませんでした。


参禅歴の順で、ご老師を筆頭に秀蓮さん、古参の一番古い方、2番目と順に坐っていきます。私は、最後から2番目でした。

禅堂のお一人は、10年前に一度、少林窟の門を叩いたことがあるとのことでした。そしてもう一人の方は、坐禅に関心を持ち始め、ご縁があってこの度初参禅とのことでした。オーストラリア駐在の方でした。


1年前に修行したとはいえ、やはり古参を交えてのご老師との食事禅はとても気が引き締まります。食事中には、手の動き、お箸、お茶碗、噛む、飲む、飲み込むなどの動きを一つ一つ確かめるように細心の注意を払っておりました。

しかし、白いごはんが玄米赤飯に代わっており、昨年より更に健康面で気を使われている御心配りがとてもありがたくただただおいしくお食事を頂いておりました。
もちもちした玄米お赤飯が私には、とても新鮮でした。
お雑煮、香ばしいお餅もそうですが、だしに大変工夫をされているようでした。いりこ、こぶ、しいたけなどをすべて粉砕機で粉状にして常備されているようでした。

だし盛り沢山のお雑煮をいただくとすっかり私の体は、いつの間にか緊張感も忘れ、食べることを満喫しておりました。


大体、食べ終わる頃になると、古参の方が手を伸ばされて、たくわんを取られました。そのたくわんとお茶でお茶碗についたご飯粒などをしっかり取り除き、お茶をいただいておりました。

それを見て、私たち新参者3名も真似をしてきれいになったお茶碗にほっとしました。今回、参禅初めての食事がとりあえず終わりました。

1回目に来た時は、ほとんど一人だったのですが、今度は日を同じくして2名の方と一緒と思うととても勇気をいただきました。


しかし、禅堂はもちろん、食堂でも外ですれ違っても声もかけず、挨拶もせずに下を向いてなんとなくお辞儀を軽くするだけですので、袴姿だけは視線に入りますが、どんなお顔の方なのかも最終日あたりまでよく分かりませんでした。

普段、何気なく話す、これができないからこそ、言語野が静まって、坐禅にはとてもいい状態になってきますので、やはり家での坐禅とは全然違います。そしてここでしなければいけないことは一息を守ることだけですので、1週間それだけに没頭出来る環境は、何ものにも代えられません。


少林窟での修行は、禅堂での坐禅もそうですが、同じくしてこの食堂での食事、そしてご老師の法話を直に頂戴するのは、修行者にとってはお宝です。

この昔ながらの決して大きくない食堂には、板の間、ちゃぶ台、ガラス障子、座布団、そしてご老師、袴姿の修行者と古き良き日本を思い出させてくれます。ここで今までどれだけの禅問答が繰り広げられたかと思うと、何とも感慨深くなってきます。

今年もこうしてご老師の生のご法話をこんなに身近に聞けること、ただただ嬉しく思います。

                                                                                   
                               続く    

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Author:valenciana
スペインはバレンシアに
住んでいます。

インターネットのお陰で
禅の世界に導かれました。

「縁と無常」

あるがまま
ただ生かされていることに感謝する毎日です!


”幼少の頃は夢中で遊んでいました”
いつしかそれがかすんできました。

またあの頃の
感覚を思い出すことが多くなりました。

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